ホットサーモカップル装置用データ記録ソフトウェア(Ver.3.10)
本ソフトウェアでは、ホットサーモカップル装置とパソコンをシリアルケーブルで接続し、装置の遠隔操作や
測定・設定温度の記録、パラメータの管理及び動画表示(オプション)を行うことができます。
画面イメージ
1.機能
1)リモート操作
- 操作ボックスの擬似操作を行います。これにより、操作ボックスを直接操作せずに記録の開始・終了や、温度記録、
昇温・降温操作を行なうことができます。
- システム本体のシステムパラメータの読み出し・書き込みを行なうことができます。パラメータを一覧表示でき、
かつ変更をすぐに反映させることができます。
2)パターン制御
- あらかじめ作成しておいた温度パターンに沿って、昇温・降温動作を行なうことができます。
最大登録パターン数 20
1パターンあたりの最大ステップ数 10
1パターンでの最大設定時間 23時間59分59秒
1ステップ毎に昇温、降温、保持(キープ)のいずれかと時間を設定します。
3)データ記録・閲覧
- 設定温度、測定温度、温度記録(5点)をトレンドデータとして取り込み、保存できます。
- 記録済みのデータを一覧表示して比較することができます。
- 記録中のデータや記録済みのデータをグラフ表示します。
- グラフの時間軸(横軸)と温度軸(縦軸)の幅や、表示位置を変更することができます。
- グラフ上の任意のポイントにおける温度と経過時間を表示します。(=計測線)
- 記録データの一覧表示とグラフ表示を印刷できます。
- 記録データのコピー、削除、再編集が可能です。
4)動画表示(オプション)
パソコン内にセットされたビデオキャプチャボードにビデオ信号を入力することにより動画の表示が可能となります。
動画には、温度、設定値、日付、時間、試料名等のコメントが表示できます。表示動画は、動画ファイル(AVIファイル)、
静止画ファイル(jpgファイル)として保存することもできます。
キャプチャボードの仕様
入力信号 |
RCA(コンポジット)×2、Y/C(S-Video)×1 ソフトウエア切り替え |
最大解像度 |
NTSC 640×480 30Hz |
バスインターフェース |
PCI-Express x1 |
サイズ |
W97.5×H68.5mm(ブラケット部121mm) |
2.動作環境
- Windows Xp(SP3),vista,7(32/64bit)が動作するパソコン
- Microsoft .NET Framework 2.0 (Windows XPの場合.NET2.0のインストールが必要です。)
- RS232Cシリアルポート 1ポート
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