TEXCELL MCプロトコルイーサネット通信用DLL

本ソフトウエアは、三菱電機(株)製PLC(シーケンサ)におけるMCプロトコルイーサネット通信用DLLです。 PLCデバイス値の読み込み、書き込みが出来ます。

通信手順	MELSECコミュニケーションプロトコル（MCプロトコル） TCP/IP または、 UDP/IP
電文フォーマット	QnA互換3Eフレーム　バイナリコード
ネットワーク番号、PC番号	ネットワーク番号：00　PC番号：FF　自局のみ
PLC通信ポート	RJ71EN71、QJ71E71-100、Q,iQ-R CPUイーサネットポート
対応.NET	.NET Framework4.6 32ビット、64ビット

関数名	説明
Version	バージョン情報を取得します。

関数名	説明
Connect	指定された接続先(PLC)へ接続します。
Disconnected	接続を切断します。
DevRead	デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。
DevReadRex	デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。iQ-R用
DevWrite	デバイスに値を書き込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。
DevWriteRex	デバイスに値を書き込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。iQ-R用
コールバック関数	Connect, DevRead, DevWrite, DevReadRex, DevWriteRex の実行結果は、コールバック関数で取得します。

DevRead, DevWrite は、iQ-R でも使用できます。

関数名	説明
Open	UDPポートをオープンします。
Close	UDPポートをクローズします。
DevRead	デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。
DevReadRex	デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。iQ-R用
DevWrite	デバイスに値を書き込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。
DevWriteRex	デバイスに値を書き込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。iQ-R用
コールバック関数	DevRead, DevWrite, DevReadRex, DevWriteRex の実行結果は、コールバック関数で取得します。

DevRead, DevWrite は、iQ-R でも使用できます。

PLCとの読み込み、書き込みデータは、16ビット整数の配列データで行われます。 PLCにて32ビット整数、文字列、実数が使用されている場合は、以下の数値変換関数にて相互変換を行うことが出来ます。

関数名	説明
D2ToDW	2つのワード値(16ビット整数)をダブルワード値(32ビット整数)に変換します。
DWToD2	ダブルワード値(32ビット整数)を2つのワード値(16ビット整数)に変換します。
DarToStr	ワード配列(16ビット整数)による文字列を文字列(string)に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
StrToDar	文字列(string)をワード配列(16ビット整数)による文字列に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
DarWToStr	ワード配列(16ビット整数)による文字列を文字列(string)に変換します。PLC側での文字コードは、Unicodeとなります。iQ-R用
StrToDarW	文字列(string)をワード配列(16ビット整数)による文字列に変換します。PLC側での文字コードは、Unicodeとなります。iQ-R用
D2ToFloat	2つのワード値(16ビット整数)を実数（単精度）に変換します。
FloatToD2	実数（単精度）を2つのワード値(16ビット整数)に変換します。
D4ToDouble	4つのワード値(16ビット整数)を実数（倍精度）に変換します。
DoubleToD4	実数（倍精度）を4つのワード値(16ビット整数)に変換します。

本DLL(MelEther.dll)は、.NET用のDLLです。実行には .NET Framework 4.6 が必要です。

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