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MCプロトコルシリアル通信用DLL


本ソフトウエアは、三菱電機株式会社製PLCにおけるMCプロトコルシリアル通信用DLLです。 PLCのデバイス値の読み込み、書き込みが出来ます。

1.仕様

1)基本仕様

通信手順 MCプロトコル QnA互換4Cフレーム 形式5
伝送速度 1200/2400/4800/9600/14400/19200/38400/57600/115200 bps
伝送データ データ長7または、8ビット パリティ 偶数、奇数またはなし サムチェック有り
対象通信ポート CPUのシリアル通信ポート、シリアルコミュニケーションユニット(RJ71C24、QJ71C24Nなど)
対応.NET .NET Framework4.5 32ビット、64ビット

2)関数一覧

a)シリアル通信関数

関数名 説明
Open シリアル通信ポートをオープンします。
Close シリアル通信ポートをクローズします。
Initial 伝送シーケンスの初期化を行います。
GetPlcAdd 現在のPLCアクセス先を取得します。(局番、ネットワークNO.、PC番号、要求先ユニットIO番号、自局番号)
SetPlcAdd PLCアクセス先をセットします。(局番、ネットワークNO.、PC番号、要求先ユニットIO番号、自局番号)
DevRead デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。
DevReadRex デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。iQ-R用です。
DevWrite デバイスに値を書込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。
DevWriteRex デバイスに値を書込みます。使用出来るデバイスは、M,B,D,W,R,ZR,SM,SD です。iQ-R用です。
SetWatchTime PLCからの応答監視時間をセットします。
Version 本DLLのバージョン情報を取得します。
コールバック関数 DevRead, DevWrite, DevReadRex, DevWriteRex の実行結果は、コールバック関数で取得します。

b)数値変換関数

PLCとの読み込み、書き込みデータは、16ビット整数の配列データで行われます。 PLCにて32ビット整数、文字列、実数が使用されている場合は、以下の数値変換関数にて相互変換を行うことが出来ます。

関数名 説明
D2ToDW 2つのワード値(16ビット整数)をダブルワード値(32ビット整数)に変換します。
DWToD2 ダブルワード値(32ビット整数)を2つのワード値(16ビット整数)に変換します。
DarToStr ワード配列(16ビット整数)による文字列を文字列(string)に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
StrToDar 文字列(string)をワード配列(16ビット整数)による文字列に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
D2ToFloat 2つのワード値(16ビット整数)を実数(単精度)に変換します。
FloatToD2 実数(単精度)を2つのワード値(16ビット整数)に変換します。
D4ToDouble 4つのワード値(16ビット整数)を実数(倍精度)に変換します。
DoubleToD4 実数(倍精度)を4つのワード値(16ビット整数)に変換します。

3)開発、実行環境

本DLL(melSerial.dll)は .NET用のDLLです。実行には .NET Framework 4.5 が必要です。

来歴

2.購入方法等

  1. 税込価格 ¥38,500.- (税抜¥35,000.-)
  2. 銀行振り込み確認後、メールにて送付します。

購入、問い合わせ等は下記のお問い合わせよりお願いします。

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