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タスクコード通信イーサネット通信用DLL


本ソフトウエアは、株式会社日立産機システム製PLC(EHVシリーズ)におけるタスクコード通信イーサネット通信用DLLです。 PLCのステータスリード、デバイス値の読み込み、書き込みが出来ます。

1.仕様

1)基本仕様

通信手順 タスクコード通信 TCP/IP または、 UDP/IP
ネットワークアドレス(LUMP) 自局のみ (FFFF0000)
通信ポート EHVシリーズイーサネットポート
対応.NET .NET Framework4.5 32ビット、64ビット

2)関数一覧

a)共通関数

Version バージョン情報を取得します。

b)TCP関数

Connect 指定された接続先(PLC)へ接続します。
Disconnected 接続を切断します。
Quit 打ち切りコマンドを送信します。以前に発行した要求タスクコード通信処理を打ち切ります。
CpuStatus CPUのステータスリードを行います。
DevRead デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、R,L,M,WR,WL,WM,WNです。
DevWrite デバイスに値を書込みます。使用出来るデバイスは、R,L,M,WR,WL,WM,WNです。
コールバック関数 Connect, CpuStatus, DevRead, DevWrite の実行結果は、コールバック関数で取得します。

c)UDP関数

Open UDPポートをオープンします。
Close UDPポートをクローズします。
Quit 打ち切りコマンドを送信します。以前に発行した要求タスクコード通信処理を打ち切ります。
CpuStatus CPUのステータスリードを行います。
DevRead デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、R,L,M,WR,WL,WM,WNです。
DevWrite デバイスに値を書込みます。使用出来るデバイスは、R,L,M,WR,WL,WM,WNです。
コールバック関数 CpuStatus, DevRead, DevWrite の実行結果は、コールバック関数で取得します。

d)数値変換関数

PLCとの読み込み、書き込みデータは、符号なし16ビットの配列データで行われます。 PLCにて32ビット整数、文字列、実数が使用されている場合は、以下の数値変換関数にて相互変換を行うことが出来ます。

Wr2ToDr 2つのワード値(符号なし16ビット)をダブルワード値(32ビット整数)に変換します。
DrToWr2 ダブルワード値(32ビット整数)を2つのワード値(符号なし16ビット)に変換します。
WrToStr ワード配列(符号なし16ビット)による文字列を文字列(string)に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
StrToWr 文字列(string)をワード配列(符号なし16ビット)による文字列に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
DrToFloat 2つのワード値(符号なし16ビット)を実数に変換します。
FloatToDr 実数を2つのワード値(符号なし16ビット)に変換します。

e)その他

3)開発、実行環境

本DLL(EhEth.dll)は、.NET用のDLLです。Visual Studio2019においてC#,VB.NETでのプログラム開発を想定しています。

履歴

2.購入方法等

  1. 税抜き価格 ¥30,000.-
  2. 銀行振り込み確認後、メールにて送付します。

購入、問い合わせ等は下記のお問い合わせよりお願いします。
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タスクコードシリアル通信用DLL

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