テクセル

タスクコード通信シリアル通信用DLL


本ソフトウエアは、株式会社日立産機システム製PLC(EHVシリーズ)におけるタスクコード通信シリアル通信用DLLです。 PLCのステータスリード、デバイス値の読み込み、書き込みが出来ます。

1.仕様

1)基本仕様

通信手順 伝送制御手順1(パソコン側からの片側起動)
局番 なし(1:1通信)
ネットワークアドレス(LUMP) 自局のみ (FFFF0000)
伝送速度 300/600/1200/2400/4800/9600/19200/38400/57600 bps
伝送データ 7または、8ビット パリティ 偶数、奇数またはなし
通信ポート EHVシリーズCPUのシリアル通信ポート、シリアル通信モジュール EH-SIO など
対応.NET .NET Framework4.5 32ビット、64ビット

2)関数一覧

a)共通関数

Version バージョン情報を取得します。

b)シリアル通信関数

Open シリアル通信ポートをオープンします。
Close シリアル通信ポートをクローズします。
Quit 打ち切りコマンドを送信します。強制的に通信処理を打ち切ります。
SetWatchTime PLCからの応答監視時間をセットします。
CpuStatus CPUのステータスリードを行います。
DevRead デバイスの値を読み込みます。使用出来るデバイスは、R,L,M,WR,WL,WM,WNです。
DevWrite デバイスに値を書き込みます。使用出来るデバイスは、R,L,M,WR,WL,WM,WNです。
コールバック関数 CpuStatus, DevRead, DevWrite の実行結果は、コールバック関数で取得します。

c)数値変換関数

PLCとの読み込み、書き込みデータは、符号なし16ビットの配列データで行われます。 PLCにて32ビット整数、文字列、実数が使用されている場合は、以下の数値変換関数にて相互変換を行うことが出来ます。

Wr2ToDr 2つのワード値(符号なし16ビット)をダブルワード値(32ビット整数)に変換します。
DrToWr2 ダブルワード値(32ビット整数)を2つのワード値(符号なし16ビット)に変換します。
WrToStr ワード配列(符号なし16ビット)による文字列を文字列(string)に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
StrToWr 文字列(string)をワード配列(符号なし16ビット)による文字列に変換します。PLC側での文字コードは、Shift_JISとなります。
DrToFloat 2つのワード値(符号なし16ビット)を実数に変換します。
FloatToDr 実数を2つのワード値(符号なし16ビット)に変換します。

d)その他

3)開発、実行環境

本DLL(TaskCdS.dll)は、.NET用のDLLです。Visual Studio2019においてC#,VB.NETでのプログラム開発を想定しています。

来歴

2.購入方法等

  1. 税抜き価格 ¥25,000.-
  2. 銀行振り込み確認後、メールにて送付します。

購入、問い合わせ等は下記のお問い合わせよりお願いします。
お問い合わせ

タスクコードイーサネット通信用DLL

©2016-2021 TEXCELL CORPORATION
テクセル株式会社