「IO領域」文字上でマウス右クリックを行い、ポップアップメニューを表示します。
「新規作成」を選択します。
シーケンサとの通信ドライバ選択用ダイアログが表示されます。ここでは、[三菱]-[UDP]-[QnA/Qn](MQUDP)を 選択します。「OK」ボタンをクリックします。
シーケンサとの通信設定を行います。
名前欄には接続シーケンサとの設定名称を入力します。ここでは、「監視PLC1テスト」と入力します。
また、三菱電機製シーケンサQシリーズイーサネットインターフェースユニットとは自動オープンUDPポートを 使用して接続します。実際に接続する時は、PLC(シーケンサ)のマニュアル等を参考に設定してください。ここでは、 上記図のように設定します。
シーケンサと接続しないでJoyWatcherを動作させる時は、「IOエミュレーション」にチェックを 入れます。ここでは、シーケンサと接続しませんのでチェックを入れます。
「OK」ボタンをクリックします。
上記で作成した「監視PLC1テスト」文字上でマウス右クリックを行い、ポップアップメニューを表示します。
「新規作成」を選択します。
PLC書き込み領域の設定が表示されます。
名前 | ここでは、「AI領域1」とします。 |
サンプリング周期 | 1000msec とします。 |
デバイス種別 | ここでは、「Dレジスタ」を指定します。 |
データ種類 | WORD を選択します。 |
開始、数 | D100から10ワードを読書き領域とします。 |
「OK」ボタンをクリックします。「監視PLC1テスト」の下に「AI領域1」が追加されます。
上記で作成した「AI領域1」文字上でマウス右クリックを行い、ポップアップメニューを表示します。
「デバイス領域のタグ名設定」を選択します。
上記で設定したAI領域1のデバイス一覧が表示されます。位置0のタグ名欄にカーソルを移動し、タグ名を
変更します。ここでは、「タンクレベル」と入力します。同じく単位欄に移動し単位mmと入力します。
「数値アラーム」タブをクリックします。
アラームを使うにチェックを入れます。D100レジスタのタンクレベルがアラーム検出の対象となります。 アラーム出力までの時間を1000msecとします。アラーム出力値「超高」(HH)、「高」(H)、「低」(L)、 「超低」(LL)値をそれぞれ「950」、「900」、「50」、「10」と入力します。「工学値変換」タブを クリックします。
シーケンサ(PLC)からの値に対し、工学値変換(単位付値)する係数の設定を行います。
工学値変換値 = PLC値 × 係数A + 係数B となります。
D100レジスタ値では、 A=1、 B=0 と設定します。
「セキュリティ」タブをクリックします。
4つのユーザレベルに対応し、読み書きレベルの設定が行えます。ここでは、設定を行いません。
「保存」アイコンクリックで保存します。「AI領域1」ウインドウを閉じます。
瞬時データのデータベース保存の設定を行います。但し、瞬時データの保存を使用しない場合は以下の操作は不要です。
「論理表設定」文字上でマウス右クリックを行い、ポップアップメニューを表示します。
新規作成を選択します。
ここでは、「ひな形無し」を選択します。論理表名欄に「タンク」と入力し、新規データ数を「1」とします。 「OK」ボタンをクリックします。
論理表名タンクの設定が表示されます。論理表のタグに対しIO表のタグを割り付けます。 論理表タグ名NONAME1を選択します。「IOデバイス選択」ボタンをクリックします。
実デバイスの選択ダイアログが表示されます。「AI領域1」の「タンクレベル」の「VALUE」を選択し、「貼り付け」ボタンを クリックします。論理表のIOデバイス欄に選択したデータが表示されます。「閉じる」をクリックし実デバイスの割付を閉じます。 ODBC経由で読書きするにチェックを入れます。「時系列データ」タブをクリックします。
保存周期 | 秒を設定します。 この時、デバイス領域に保存種別が表示されます。保存種別を選択し、瞬時値を選択します。 |
時刻 | 「1」とします。毎時0時0分から1秒毎に保存されます。 |
表名 | 「jwtrend」 と入力します。 データベースに保存するファイル(テーブル)名となります。 |
「DB表作成」ボタンをクリックします。
「はい」ボタンをクリックします。
「OK」ボタンをクリックします。時刻を保存、サーバ名を保存、表名を保存、起動と同時に保存にチェックを入れます。 データの保存期間を「2日」とします。保存カウンター、保存基準タグは、ここでは、設定しません。 「保存」アイコンをクリックし保存します。
メニューバー[ファイル]-[サーバで使用する]を選択します。
「OK」をクリックします。ここで設定したサーバ定義ファイルがサーバで使用されます。上書き保存を行い 終了します。作成したテーブルの「ptime」をプライマリキーとします。
以上でMySQL及びJoyWatcherサーバの設定が終了したことになります。次回開始時、上記項目に変更がなければ、JoyWatcherサーバを 起動し、クライアントソフト(工程図、トレンドなど)の実行が可能となります。